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12/16

スリーカラーゴールド

12/3
今年は何かと話題の池袋。副都心線開通以降、エチカができ今度はエソラ池袋と商業施設が次々オープンしています。池袋と言えば以前は西武のある東口が流行の発信地でしたが、最近はかなり様子が変わってきました。
今日の新作は、そんな話題満載の池袋西口の中心に位置するHope Centerが季刊で発行する情報誌「passage」の冬号の為に撮影した写真。撮影は田園調布のすぐそばの超豪邸を借りて撮影を行いました。一般にハウススタジオと言うと○○風っと言った感じで、家具もそれなりの物でしかありませんが、ここのスタジオは全てが本物という恐ろしく豪華なスタジオです。
室内に置かれたインテリアは全てが数百年前に作られたヨーロッパのアンティークで、ソファーが数百万、キャビネットは数千万円など、美術館か博物館に展示してあるようなものばかりです。

ハウススタジオ
撮影は胃に穴が空くほど神経を使いました。

11/25
今日は写真ではなく機材の話。スタジオで使用する大型ストロボはシンクロコードをカメラと接続して、カメラのシャッターを切ると同時にカメラ内部の接点が閉じてストロボが発光します。この時ストロボ側のトリガー回路から電気が一瞬カメラに流れるのですが、その電圧が高いとカメラ内部の電子部品を破壊してしまうことがあります。最近のストロボは3V〜5Vの範囲の電圧しか掛からないので問題ないのですが、古いストロボは大小に関わらず、200V〜400V程度の高電圧の物がほとんどです。そんな古いストロボをデジカメで使用するために作ったのが下の装置。回路図は以前自作ストロボを製作していた際に小川スタジオの小川さんに教えていただいたので、半田を片手に製作開始!
第一の問題は大きさです。自作ストロボを作ったときは基盤を納めるスペースはいくらでもあったのですが、今回はできるだけコンパクトにする必要があったため、小型の電池ボックスに収めなくてはいけません。色々考えて、基盤のスペースを単四電池一本分の大きさにすることができました。
この回路はフォトカップラーと言う素子を使用することで、カメラ側とストロボ側は完全に別回路となり絶縁されています。そのためストロボのトリガー電圧は一切カメラに掛かりません。カメラ側は単四電池二本分、すなわち3Vしか電圧が掛からないので、どんなストロボを繋いでも安心です。(ちなみに自作ストロボはこの回路が無いと200v以上のトリガー電圧がカメラに掛かってしまいます)
この装置は古いストロボを使用する以外にも、シンクロコードを延長してカメラでシャッターを切ってもカメラ内部の抵抗のせいでストロボが光らない場合にもストロボを発光させることができます。但し、シンクロコードの先を金属でショートさせてストロボが発光する場合に限られます。
今回この回路を製作した理由は後者の問題を解決するためでした。ホースマンのISSを使用した際にストロボが発光しないことが多くてイライラすることが多かったのですが、これで問題解決です。
市販で古いストロボのトリガー電圧を下げる物は出ていますが、ネットで色々調べると特殊な電池だったり特定の機種にしか使用できなかったり自由自在に使える物は無いようです。
こんな話を書いていると、「ワイアレススレーブを使用すれば」って声が聞こえてきそうですが、ワイアレススレーブを使用するとカメラに水準器を付けることができず、何度も脱着を繰り返すことになるので、あくまでもシンクロ端子から接続する必要があります。
もちろん、 カメラから繋がれたこの装置はワイアレススレーブに繋がっています。

トリガー電圧調整

11/18
バタバタと撮影が続き、気がつけば今月も半ばになってしまいました。今日の新作は恒例の銀座百点の広告です。実は先日1月号の撮影を行ったのですが、来年からはこれまでとはかなり違うグラフィックデザインで展開します。もちろん写真も変わります。

銀座百点

10/31
先日28日の夜、MJの話題の映画This is it.を観てきました。彼の音楽をいつから聴いていたのかは記憶にありませんが、ジャクソンファイブの時代から耳にしていたので、おそらく右も左も分からない幼少期から聴いていたのだと思います。
MJの音楽とダンスの素晴らしさは、言葉で説明できることでは無いことを映画を観て改めて感じました。そしてこれまで気づかなかった、彼の素直な人柄や人を愛する心を映画を通して知ることができたことがとても嬉しかったです。
もう、実物のMJに会うことはできませんが、彼が残した数枚のアルバムを聴きながら、時々22年前のわずかに残っている記憶を思い出したいと思います。
下の写真は、22年前MJが日本に来たとき私が使用したプレスパスです。

マイケルジャクソン

10/19
撮影が忙しく、久し振りの更新になってしまいました。
今日の新作は化粧品です。化粧品と言っても様々ありますが、この製品は首周りの皺を防ぐためのマッサージオイルです。私も使ってみたいところですが、外見は売りにしてないので・・・笑!!
普段をパソコンや読書でうつむき姿勢で過ごす時間の多い女性は、手遅れになる前に是非どうぞ。
詳しくはこちらをご覧ください
http://www.velamuse.net/

化粧品のイメージ


9/25
シルバーウィ谷間の昨日と今日は、休み前の忙しさが嘘のようにのんびりです。
この連休は普段できないパソコンやスタジオの整備を行い、また一段とスピーディーな撮影を行えるようになりました。新規スタジオ設備の詳細は企業秘密ですが、どれもこれまで時間やひとの手間が掛かっていた作業を数倍のスピードと最低限の労力で済ますことができる画期的なものです。来週の撮影で新機材が現場デビューを果たしますが、デザイナーがどれほど驚くか楽しみです。
下の新作写真は、新しい機材と何も関係ありません。笑!!

ピンクダイア

9/3
銀座百点9月号に銀座審美堂さんの連載広告が掲載されました。
商品は前回同様イタリアのブランド「サトロ」の指輪です。この撮影は背景を黒ベースに赤い光という規制があるため、毎回どう演出するか悩むところですが、今回は商品デザインに合わせて背景に赤い光のボケを作ってみました。自分では良いと思うのですが、いかがでしょう?
来週は11月号の撮影がありますが、まだ商品も見ていないので何も決まっていません。
今回も上手くいくと良いのですが・・・・不安・・・

ブランドジュエリー

8/26
スタジオの掃除をしていたら、ゼラチンフィルター(フジはゼラチンではありませんが)が束になって出てきました。フィルムで撮影していた頃は撮影の必需品で、良いエマルジョンのフィルムに出会わない限り必ず必要でした。しかしデジタル撮影では、後処理で色の修正ができるのでゼラチンフィルターの出番は全くありません。
この先使うことのないフィルターを残しておくか、処分するか迷いましたが、結局アシスタントに写真を一枚撮らせて贈呈してしまいました。
スタジオ内には、デジタル撮影では使うことのない機材が大量に残っていますが、果たしてこの先どうするべきか迷うところです。

8/16
例年この時期は非常に忙しく夏休みはほとんどないのですが、今年は土日を入れて4日ほど休みがとれました。今回の休みは、明日から来月上旬まで休み無しで撮影なので、遠出をやめてのんびり近所で過ごして、たっぷり充電しました。
さて、新作です。普段様々な宝石の撮影を行っていますが、先日珍しいブラックダイアの置物を撮影しました。トカゲや蛙、蝶など生き物をモチーフにしたジュエリーはよくありますが、ゴジラのモチーフは初めて見ました。ちょっとメタボなこのゴジラはなかなか可愛く愛嬌のある顔つきです。
写真では大きさが分かりにくいと思うので、ゴジラの口にピンクダイアの指輪を咥えさせて撮影しました。

ハイクエリー

8/6
今年はなかなか夏らしい天気になりません。異常気象で一番心配なのが食物です。特にお米がちゃんと収穫できるかどうかは死活問題です。そうは言っても私が天気をコントロールできるわけではないので、天に願うだけです。
さて、こんな夏でも女性のファッションは夏モードです。暑い夏でもおしゃれをして涼しげに街を歩く女性は、一年中ジーンズにスニーカーの私にとっては景気回復の女神様です。 笑!! 

7/29
先日知り合いのライブコンサートを見に中目黒に行ってきました。いつも飲みながら聴いているだけなのですが、前回見に行った時の話の流れで今回は写真を撮ることになり、この日は5Dmk2に20-35mm 50mmと85mmをバッグに詰めて行ってきました。
最初は10年以上ライブの撮影など仕事でもプライベートでも全く行った事がないので、果たしてちゃんと撮れるかどうかかなり不安でした。しかし最近のデジタルカメラは高感度でもかなり画質が良いので思ったほどひどい結果にならずに済みました。 ホッ!!





その他の写真はこちらでご覧になれます。
※撮影が終わってから思い出したのですが、私が写真学校の3年生だったときのゼミの担当は、音楽家のカメラマンとして世界的に有名な木之下晃先生でした。(ゼミで習ったのは物撮りでした)

7/20
先日ブラブラネットを見ていたら、パノラマ写真のサイトに行き着きました。特に目新しい技術ではありませんが、自分でもやってみたくなったのでチャレンジしてみました。
魚眼レンズがあれば全周撮影することが可能なのですが、生憎うちのスタジオには無いので一番広角のレンズを使用して撮影しました。
最初は難しく考えていたのですが、やってみると結構簡単にできたので「な〜んだ、こんな物か〜」って感じで既に飽きています。
※画面上をマウスでドラッグしたり、左下の「+」「-」ボタンを押すと色々動きます。

※なぜか家のWinでは下のムービーを見ることができません。???ただいま調査中です




7/7
時々同業者の友人から「ロケアシいませんか?」と聞かれたり、突然見知らぬ若者からメールや電話で「アシスタントをやりたいのですが」と問い合わせを頂くことがあります。
昔はアシスタント募集と言えば、ラボやスタジオの掲示板に募集を貼りだして探した物ですが、すっかりラボを使わなくなった昨今では、求人誌やサイトを利用するしか無い状態です。もちろんフルタイムのスタッフ募集であればこうした求人情報はメリットがあるのですが、単発のアシスタントとなると探すのが困難です。
私もこれまでアシスタント探しでは何度も苦労しています。もし、今いるアシスタントが急に辞めてしまったらと考えるとぞーっとします。
そんなわけで、この度フォトグラファーとフリーアシスタントを繋ぐ交流掲示板を開設しました。
急にアシスタントが必要になったフォトグラファーの方、やる気とスキルはあるけどなかなかチャンスのないアシスタントの方、どんどん利用してください。
アシスタント希望の方は、ご自身のスキルを書き込んでおくと、突然チャンスが来るかも知れませんよ尚、掲示板の利用にあたっては、社会的良識を持ってご利用ください。

7/6
外に出掛けると思わぬ光景に出会うことがあります。その時カメラを持っているか否かは日頃の心がけ次第で、カメラを持っているときはラッキーっとばかりにシャッターを切ります。
下の写真は見方によってはただごとならない状況に見えますが、実は地面に座って休んでいた中年女性が起き上がる瞬間です。
綺麗な景色を写真に写すより、こんな写真が好きな私は変わり者でしょうか?

7/1
レギュラーで撮影している銀座百点の広告用写真です。今回も前回と同じイタリアのブランドサトロのジュエリーです。
背景は黒バックに赤い光を演出と言う指定があったので、今回は石の板を組み合わせて火山が噴火するイメージにしてみました。

ジュエリー

6/22
撮影に追われて気がつけば一ヶ月も更新を怠ってしまいました。\(__ )
春先は流行の不況のおかげで、作品を撮影する時間が少しはあったのですが、GWが過ぎた後は相変わらずの忙しさで、クライアント様には感謝感謝です。m(__)m
さて、新作です。
先日、かなり品質の良いダイアモンドのルースを撮影しました。ダイアモンドと言っても品質は様々で、多くの物はいわゆる4C(カット、キャラット、カラー、クラリティー)のいずれかに問題がある場合が多く、特にキャラット(石の重さ)の大きな石で綺麗な物はなかなか拝むことができません。写真のダイアは4ct相当の大きさで、ご覧の通り品質は抜群に美しくおそらくどうやって撮影してもキレイに輝いてしまいそうです。ちなみにお値段は数千万円はします。
仮に写真のダイアが2000万円とすると、重さは0.8g(1ctは0,2g)ですから1kgあたり2,500,000,000円となります。

ダイアモンドのルース


5/19
先日の水滴落下写真の続きを行っていたのですが、なかなか思うようにいかず予定していた撮影を断念することになり、途方に暮れながら色々と撮影を行っていたらこんな写真が撮れました。
この写真を仕事で頼まれたら、きっと頭を抱えて寝られなくなりそうです。笑!!
ちなみに写真に写っているのは私の手で、特に普通の人と変わりません。

5/11
今日の新作は恒例の銀座百点5月号に掲載された宝石の写真です。写真の宝石はイタリアのブランド「サトロ」のものです。まだ日本に上陸したばかりなのでご存じない方が多いと思いますが、独特のデザインと作りの良さから職人の気合いが伝わってきます。
今回はそんな職人のこだわりを見せたくて、宝石撮影では異例のローアングルから見上げる形で撮影を行いました。

5/2
先日以前からやってみたかった撮影を行いました。水滴の落下写真は、ミルククラウンや波紋の写真をよく見かけますが、今回は水滴の衝突瞬間写真です。
一滴目が水面に落下して、跳ね上がった水柱や水滴に次の水滴が上から衝突する瞬間です。
撮影前に肉眼で必死に観察したのですが、目視で確認することができないまま撮影に突入しました。
最初はなかなか上手くいかなかったのですが、水滴の大きさや、高さ、間隔など様々調整したら何とか撮影できました。今回は全て人力で撮影を行いましたが、赤外線センサーやピペットを使用すればもう少し簡単且つ正確に撮影が行えると思うので、時間のあるときに再チャレンジしてみたいと思います。

水滴の写真

水滴の落下写真

4/28
先週はロケウィークでしたが、今週は宝石ウィークでスタジオに缶詰状態です。世間は既にGWの人もいるようですが、私は明日も仕事なので休めるのは週末からになりそうです。
GWの予定は決まっていませんが、先日ETCを付けたので車で長距離ドライブに行きたいところですが、渋滞を考えると憂鬱になってしまいます。

4/23
今週は珍しくロケ続きで、月曜から明日まで毎日車で走り回っています。普段スタジオでの撮影の多い私にとっては、少々身体に堪えています。
さて、新作です。ギャラリーの「10000分の1の世界」にも同様の写真を掲載していますが、この写真はそのNG写真です。実はスタジオに来た人に写真を見せたら、「ガラスの上に並べたんでしょ」っと言う意見があまりにも多かったので、失敗作を公開です。 笑!!
撮影方法を書くとダラダラ長くなるので割愛しますが、難しい撮影にも関わらずアシスタントのS君が私の言う無理難題に良く応えてくれました。おかげで目標通りの写真を撮ることができました。

瞬間写真
B玉落下装置制作 & B玉落下担当 S君
企画&羽の落下担当 ヨシオカ

4/16
お待たせいたしました。アヴェニューAのWEB SITEが全面リニューアルしました。
計画を始めたのがいつのことだったか覚えていませんが、昨年より作業を徐々にはじめて、終わってみれば総ページ数1050ページ、写真枚数は900枚以上、総ファイル数は5000ファイル以上と言う気の遠くなるようなサイトになってしまいました。
実はまだ未完成のページがありますが、追々作業を行いますのでご容赦ください。
また、文字校正は行っておりますがおそらく随所に間違いがあると思いますので、お気づきになられた方は、お手数ですがお知らせください。

3/22
侍ジャパンが準決勝まで勝ち上がり、明日の午前中は仕事どころではないので今日は休日ですがスタジオで仕事をしています。(明日の撮影は、午後から立ち会いなのでラッキーでした)さて、新作です。先日かなり綺麗なキャッツアイを撮影する機会がありました。写真自体は切り抜きで使用されれるため背景はシンプルな白でちょっと残念でしたが、石の美しさは普段宝石の撮影の多い私でもなかなか拝むことのできない一品でした。
撮影はキャッツとそれ以外を別撮りして、フォトショップで合成しています。

キャッツアイ

3/17
すっかり暖かくなりましたね〜。来週には桜も咲くそうで、春本番も間近に迫ってきました。そなわけで、春らしい写真を一枚。
恒例の銀座百点の連載広告です。

宝石の広告

3/9
HDを整理していたら、昨年雑誌モノマガジンで撮影した風変わりな腕時計を発見。
山手線の中ではめていたらかなり目立ちそうで、合コンなどにも使えそうです。笑!!ちなみに山手線のように遅れることは無いそうです。

時計

2/28
昨年末にジャケット撮影したCDが発売になりました。楽しい曲が満載で、大人が聴いてもなかなか良いです。同業で子供の撮影の多い方は一枚あると撮影がスムーズに進みます 笑!! もちろん小さなお子様がいる方はぜひどうぞ。CDの詳しい情報はこちらのページをご覧ください。

料理写真

2/24
年明けからバタバタと撮影が続き、気がつけば2月も残りわずかとなってしまいました。
さて、新作です。昨年の12月に撮影したカルピスさんのカタログ用の1カットです。グラスにドリンクを注ぎ込む瞬間の写真は良くある絵ですが、撮影はなかなか大変です。グラスの中の波打ち具合、グラスに入った液体の量、ボトルの位置、注がれる液体のボリューム感などなど全てが決まらないとNGです。案の定、なかなか決まらずアシスタントのSくんが何度もグラスを洗い、結局10回以上繰り返したところで決まりました。(パチパチ!)
撮影は昨年10月にバージョンアップしたH2に80mmを付けて、ストロボは自作ではなくブロンで閃光時間は約5000分の1に設定しています。

液体の瞬間写真

1/9
明けましておめでとうございます。
景気の後退で今年はどんな年になるのか少々不安ですが、もし時間ができたら新しい事に積極的にチャレンジして、仕事の幅を広げて行きたいと考えておりますので、どうぞ今年も宜しくお願いします。
さて、今年初の新作です。恒例の銀座百点の1月号用に撮影した審美堂さんの広告写真です。

12/25
今年の撮影も残りわずかとなりました。振り返ってみると、休みはほとんどなく毎日撮影と画像処理に追われて、当初計画していたHPのリニューアルも全く進まず来年に持ち越しになってしまいました。
さて、今年最後の新作です。この写真は雑誌広告の背景合成用に撮影した一枚目の写真です。当初はガラスを落下させて割れる瞬間を撮ろうと思ったのですが、あまりにも危険な撮影で後片付けもうんざりなので、砕いたガラスを落下させるという無難な方法での撮影となりました。
ストロボは自作の物ではなく、ブロンのグラフィットを7000分の1で発光させています。他社のストロボでは閃光時間が遅いため間違いなくぶれてしまいますが、グラフィットはあっさりと期待に応えてくれます。機材の話は置いといて、怪我の無いよう入念に準備をしていざ撮影。
肉眼で正確にとらえることのできないこうした撮影はハラハラドキドキです。特に最初の一回目は緊張します。
アシスタントのSくんがガラスを落下させ、私がタイミングを合わせてシャッターを切る。その瞬間ストロボの閃光でガラスがダイアのように輝き、同時に激しいガラスの落下音がスタジオに響き渡る。
カメラから手を離し振り返ってモニターを見ると、ダイヤの様に輝くガラスが、鮮明に映し出されていました。

11/16
今日は昨年の春から作り始めて、昨年の夏以降まったく手を付けていなかった自作ストロボをようやく完成させました。ライトのサイズはA1サイズで発光間の数は286灯あり、中型サイズのボックスライトといった感じです。(一緒に写っているヘッドはサンスターのモノブロックです)
このライトの光質はそれぞれの発光管に狭角のリフレクターがついているためきわめてシャープで、太陽光下で撮影したような鮮やかな色調を得ることができます。特に洋服などの生地類の撮影では、糸の一本一本まで立体的に描写しながら全体としては柔らかい写真にしあがります。
様々な撮影に使用できるのですが、なんせ素人の工作なので安全回路などが無く、いつコンデンサーが爆発するか分からないのが現状です。取り敢えず完成はしましたが、光量を落とすとグロー放電したり、一部の発光管が光らなかったりとまだ調整が必要です。



10/13
化粧品の撮影は、カメラマンの技量を問われる撮影の一つです。ボトルの質感、ロゴ、デザインをパーフェクトに再現しながら、求められるイメージに写し撮らなければならない。もちろん、文字のはいるスペースや文字色に気を遣う必要もある。
デジタル撮影全盛の今、こうした撮影は各パーツごとに別撮りを行うことでスピーディーに撮影を行うことができる。ただ、画像処理頼みのこうした撮影は自分自身の立場を曖昧にさせてしまうため、私自身がカメラマンなのか画像処理オペレーターなのかそれとも、デジタル時代に生まれた立体スキャナーオペレーターなのか分からなくなってしまう。
もちろん仕上がった画像がクライアントの満足のいく物であれば、途中の過程は早いに越したことは無いのは理解しているが、ただそれだけでは満足できない。

10/7
今年の秋は少しはゆっくりできるかなと思っていたら、毎年レギュラーで撮影している撮影が入って、結局今月もバタバタと過ぎていきそうな予感です。
今日の写真は、昨年のこの時期撮影したグラスメーカのカタログ用の写真です。近々新製品の撮影があるので、データーベースから引っ張り出したのですが、このデータで納品したのかと思うと自分の力のなさにうんざりしてしまいます。いつも感じることですが、古いデータを開いてみると、自分の能力の低さにがっかりします。もちろん時間と共に進歩していると言うことでもありますが・・・・・

9/23
普段スタジオでの撮影が多くあまりロケは多くないのですが、時々ロケの撮影のお話があります。インテリアの撮影は、自然光と室内照明それと自前の照明機材の色温度と明るさの調整が仕上がりに大きく影響します。この現場も窓際と右側の和室との明るさの差は5絞り以上という超ワイドレンジの現場で、室内照明はやっかいな電球色の蛍光灯。そして一発では入りきらないパノラマ撮影&プラス人物(子供つき)。一つだけでもそれなりに厄介なのに、これだけ複雑な条件となると頭の中はフル回転になります。笑!!

9/16
三連休が明けて、久し振りに撮影も補正もない一日でした。土曜日は終日撮影で日曜はスタジオの備品の買い出し、昨日は撮影と補正とマックのメンテナンスでたまにはゆっくりするのも良いかな〜って感じです。それと今日はビックリ嬉しかったことがひとつありました。インターFMで月ー水のam10:00〜13:00に放送している「Global Satellite」でナビゲイターをしている詩音ちゃんが放送終了後に遊びに来てくれました。久し振りの再会に(^。^)v
番組サイトはこちら (バナーの詩音ちゃんの写真は私が撮影した写真です)
心温まる詩音ちゃんのブログも必見です。ブログサイト
さて、新作の前にもうひとつ余談です。
NIKONと言えば誰もが知っているカメラメーカですが、そのニコンで食品を販売していることをご存じでしょうか。それも、Nikon Fよりも前から販売されているのです。その名は「Nikon ようかん」ニコンのECサイトで限定発売しておりますので、ニコン党の方へのプレゼントにぜひどうぞ。詳しくはこちら(時計で有名なシチズンにも「シチズンようかん」があるそうです。)

それでは今日の新作です。5月に撮影したブライダルリングの広告用イメージ写真です。宝石を黒バックで撮影し、背景はCGで書き起こしています。当初は実写で行う予定だったのですが、やはり映り込みなどを考えると一発で撮影することは困難なので結局フォトショップのお世話になりました。

8/9
サーバーの移転が無事に終わって、久し振りに更新です。
これまでこのWEBサイトのサーバーは、アメリカのアリゾナ州にあるサーバー会社でホスティングを受けていたので、スピードが非常に遅くデータ納品する際にはアップ&ダウン共に非常に時間が掛かっていたのですが、今回は国内でホスティングを行うことになったので、これまでより圧倒的に早く作業を行うことができるようになりました。
サーバーの移転だけであればネームサーバーの変更だけで済んだのですが、実はドメインの移管作業も同時に行ってしまったため、慣れない作業に一苦労でした。
さて、久し振りの新作です。撮影したのは今年の春で、INEDの春夏用のカタログ用写真です。昨年の夏はある程度重厚感を出したのですが、今年は少しライトなイメージに仕上げました。

7/17
昨日ハッセルブラッド主催の「Phocus Workshop」にご参加された皆様お疲れ様でした。
私はなれない講師業でかなり緊張しておりましたが、何とか無事に終わることができてほっとしております。
以下、昨日お話ししなかったこと等まとめましたので参考にしてください。
す。

Phocusのワークフローについて一部記載しておきますので参考にしてください。


【すべての撮影をハッセルブラッドで】
これまで中盤デジタルは高品質な画像を求められる撮影に使用する物だと認識されておりましたが、新しく搭載されたモアレ除去、ライブプレビュー&オーバーレイ、プレビュー書きだし機能を使用するとあらゆる撮影でスムーズに撮影から画像処理までを行うことができます。
万一撮影時にモアレや偽色を見落としても撮影後に容易に修正を行うことが来ます。
ファイルサイズが大きいのが気になるところだと思いますが、現行のMAC PROやMAC BOOK PROであれば十分快適に動作します。そして厳密な色調再現を求める場合には、耐レタッチ性の高い16Bitのデータですから、フォトショップで補正する際に調整レイヤーの枚数が少なくて済み、結果としてハイスピードで高品質な作業が可能です。

【セレクト&バックアップ】
撮影後の作業ですが、以下の順番で作業を行うと効率的に作業を行うことができます。
撮影用HDと補正用HDを分けて作業を行っている場合は、撮影用HDで写真を選び任意のラベルを貼ります。写真を選び終わったら選んだ写真だけを表示してすべてのサムネイルを選択します。この状態で「IPTC CORE」のダイアログを表示しご自身のクレジットなどを入力します。入力が終わったら、ブラウズタブの作業行っているフォルダーを右クリックして「Revel in Finder」を選び表示したフォルダーを開き、表示をリスト表示にして「変更日」でソートするとIPTCを書き変えたファイルを容易に選び出せます。修正を行ったファイルを選びしコピーペーストで補正用HDの任意の場所に保存します。これで補正作業を行うことができます。

【修正ボタンについて】
Flexcolorの時は補正を行うたびに修正ボタンを押す必要がありましたが、Phocusになってからは環境設定で「Always Save」を選んでおけばいちいち修正ボタンを押す必要はありません。
次にFlexcolorにもヒストリー機能がありましたが、Phocusになって非常に使いやすくなりました。画面上部に日付と時間が記載されたダイアログがありますが、こちらをプルダウンするだけで容易に以前の設定に戻すことができます。この機能は誤ってバッチ修正を行った際に、容易に以前の設定に戻すことができます。

【シャープネス設定】
シャープの設定は被写体によって異なりますが、適用量「300〜800」半径「0.8〜1.2」しきい値「0」で、たいていの場合は良好な結果を得ることができます。(設定値は少なめから試してください)

【モアレ除去機能】
新しく搭載されたモアレ除去機能ですが、使用する際は必ずシャープネスを「0」に設定してから行ってください。

【クイックコレクション】
クイックコレクションの機能は、HDの節約に役立ちます。
たとえば、以前撮影した写真に階調をそろえなければいけない場合などに、過去の写真をクイックコレクションに登録しておくと瞬時に画像を表示できますので、撮影画像の確認や補正を行う際に、古いファイルをコピーする必要がなくなります。

とりあえず、私もまだまだ勉強中ですがご参考になれば幸いです。


7/3
7月16日にベルサール三田で行われるハッセルブラッドの「Phocus Workshop」で私が講師を行うことになりました。講師業は本業ではないのでどうなることか少々不安ですが、普段愛用(酷使)しているハッセルブラッドのデジタルバックの良さを少しでも多くの方に紹介できるよう頑張りますので、ご興味のある方はぜひお越しください。当日は新しいハッセルブラッドの現像ソフト「Phocus」を全員にプレゼントの他にゼロハリバートン他の抽選会などもあります。
詳しくはこちら
ハッセルブラッド公式サイト6/14
先週は秋葉原で大きな事件があり、今朝はは東北で大地震。最近国内外を問わず信じられないような事が相次いでいます。私に直接的に関係があったわけでは無いのですが、被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
世間を騒がせている事件に比べれば小さな事ですが、今朝スタジオに出社したら間もなく消防車のサイレンが聞こえ、何事かと思い表に出たら隣のビルの3階のベランダに置かれたエアコンの室外機が燃えていました。エアコンが動いていたかどうかは不明ですが、室内は人がおらず、突然室外機が燃えだした様です。普段エアコンの室外機の点検など行うことはありませんが、これを気に自宅と事務所のエアコンの室外機を点検してみようと思います。皆さんも一度点検してみてください。幸い消防士さんの敏速な消火活動のおかげで、室外機とベランダに置かれた物が燃えただけで鎮火しました。

さて新作です。毎月レギュラーで撮影を行っているカズキレイコさんの化粧品です。デザイナーのKさんのカンプ通りに正確に商品を配置し、印刷物になった際に文字が読みやすいように背景の砂のディテールに気をつけて画像処理を行いました。
自然光で撮影したように見えますが、ストロボ1灯で撮影しています。

6/9
ハードディスクの整理をしていたらNGカットを発見しました。

5/29
月末恒例の伝票整理も終わって、久しぶりに少しだけゆっくりとしています。今月は徹夜があったり、アシスタントが辞めたりしてしてどたばたした一ヶ月でした。
来月からは新人が一人入りますが、これから忙しい時期に入りますので、もう一人アシスタントを入れて、スタジオ業務を4人体制にして業務の強化をはかりたいと考えています。
さて新作です。今日はブルーレイディスク対応のVAIOです。
家電製品の進歩はめざましく、次から次へと新しい物が出てきます。
数年前にDVD-Rが発売されて、データの保存がずいぶん楽になったのですが最近ではさらに大容量のブルーレイディスクがかなり普及し始めました。私はHDが安くなったので、まだブルーレイディスク関連の製品は持っていませんが、きっとあっという間に1TB級のディスクが発売されてしまうのではないでしょうか。私としては可動部分の無いSSDの大容量化を望んでいるのですが、まだまだ容量も少なく金額も高いためもうしばらく待つことになりそうです。

5/10
毎年この時期は一年でもっとも暇な時期で、去年は高速ストロボの製作を行っていたのですが、今年はどうしたことか撮影が満載で毎日深夜まで業務に追われています。仕事が少ないと体力的には楽なのですが、精神衛生上はあまり良くないので今の状況は喜ぶべきですが、しかし人並みに休みは欲しいものです。GWは撮影こそ無かったのですが、私が使用しているマック(G5Quad)を最新のMAC PROに買い換えたためアプリのインストールや各種ソフトの設定で終わってしまいました。以前のマシーンもかなり高速だったのですが、CS3を動かすにはやはりintelマックの方が効率が良く、もうG5には戻れない身体になってしましました。笑!!
さて、今日の新作ですが、先日吉祥寺にオープンした入倉康ジュエリー工房さんの店舗の写真です。これまでスタジオでの商品撮影だけ行っていたのですが、新店舗のオープンに伴い店舗の外観、内観すべての撮影を行いました。写真をご覧いただくとおわかりになると思いますが、普通のジュエリーショップと異なりかなり和テイストな店舗デザインです。窓の外には小さなお庭があり、自然光がたっぷりと入り開放的な気分でリラックスして宝石が選べる空間になっています。
入倉ジュエリー工房 http://www.irikura-at.co.jp/
※「吉祥寺日誌」の中に私の撮影風景が掲載されています。

4/3
HDの整理をしていたら、昨年撮影したホテルの写真が出てきました。
この日の撮影は天候にも見放され、苦労話を書くとキリがありません。
料理にも、背景の木にも照明をあててパシャリ!!
ロケでの撮影は制約が多く大変ですが、色々と工夫すると思いも寄らなかった良い写真が撮れます。設備の整ったスタジオでの撮影と違って運や感に左右されることもありますが、幸い運だけは良いようで、この日も本番直前に雨が上がってくれました!!

3/28
すっかり暖かくなり桜が満開ですね。昨年は早起きして千鳥ヶ淵に桜を撮りに出かけたのですが、今年はびっちり撮影が入っているので叶わぬ夢となりそうです。(;>_<;)
下の写真は昨年撮影した写真です。これまで何度か桜を撮影しに出かけましたがこの写真が一番のお気に入りです。郊外の名所に出かけなくても都心でこんな美しい桜が見られる東京に改めて感動しました。
週末カメラを持ってお花見に出かける方も多いと思いますが、桜の写真を美しく撮るには雨上がりの早朝から9時半までがベストタイムです。それ以外の時間では・・・・・

3/16
日曜日ですが、昨日撮影したデータの補正と夕方4時から浦安でホテルのロケが入っているので今日も朝から出勤です。ロケの準備は昨夜アシスタントのNに任せてあったので、ロケまでに補正が終われば予定通りだったのですが、なんとお昼頃スタジオの天井からすさまじい量の水が流れ出し、準備してあった機材が水没してしまいました。
原因は昨日入居した上階の住民がお風呂の水を抜いたら水が部屋にあふれ出し、それが下の部屋に流れ込んできたようです。
今日は管理会社も不動産屋も休みなので連絡する先もなく、取りあえずぬれた機材と床を拭いて、水没した機材を入れ替えて、なんとか無事にロケには行けそうです。

水没したのは、写真のバイチューブのヘッドとノーマルヘッド、タングステンのランプ、スタンドバッグ、それと冷蔵庫。
パソコンとカメラが無事だったので良かったです。
取りあえず気分を入れ替えてロケに行ってきます。

3/12
昨日、デザイナーさんから1月に撮影したブライダルリングのカタログの刷り上がりを届けていただきました。
今回の撮影は普段より柔らかく輝くダイアモンドを表現したいと思い、通常より墨版を少なめにして4色分解したのですが、ほぼ計算通りの仕上がりになりました。

3/8
今年は休みがないのが当たり前になりつつあります。今日もこれから時計の撮影ですが、まだイメージが固まってないのでちょと一休みしてサイトを更新!!
先日1月号の銀座百点を掲載しましたので、今日は3月号です。
背景は前回と同様にプリントを背景に使用しています。リングの角度を決めるのがなかなか難しかったですが、立てること自体はテグスを使用してチョチョイとできあがり!
撮影は特に難しいところは無かったのですが、今回はウチで出した校正と印刷会社の校正がなかなか合わず、結果本誌の刷り上がりも思った物と違う結果になってしまいました。
昨日は5月号の撮影だったのですが、撮影に入る前に問題の検証を行った結果、以下の様な事が原因ではないかと言うことで、一同納得しました。

●印刷本誌とアヴェニューAの校正紙の白色の違い(これはよくある問題ですネ)
●画面に白い部分がまだらに存在し、網点が10%未満のところが多いため、色が狂いやすい

仕事で勉強していてはいけないのですが、今回はよく勉強になりました。

3/4
3月に入って仕事が一段落するかと思っていたら、気がつけばスケジュールに空きが無く、事務所の電話が鳴るたびにクライアントの皆様に謝りっぱなしで、軽い電話恐怖症状態です。
さて、今日の新作は、新作とは言えませんが1月号の銀座百点に掲載された審美堂さんの広告写真です。掲載からかなり時間が過ぎてしまったので公開しない予定だったのですが、このシリーズを楽しみにしている知り合いから掲載の要請がありましたので発表します。
撮影は至って簡単で、背景用に描いたデータをプリントして、その上に商品を置いて「パシャリ」撮影は1時間も掛からずに終わってしまいました。いつもは2〜3時間ぐらい掛かっているのでこの日ばかりは全員拍子抜けでした。

3/1
昨年までは月に一度はフィルム(4×5)の撮影があったのですが、今年は未だに一度も無く(仕事が少なくなっているわけではありませんので、ご心配なく)そろそろフルデジタルの時代に突入するのではないかと感じていたときに、ポラロイド社からポラロイドフィルムの生産終了の発表がありました。シャッターを切れば自動的に印画紙がはき出されるおなじみの製品から、我々プロのカメラマンが使用する中判カメラ用、大型カメラ4×5、8×10で使用するシートタイプ全てが消えることになりました。そう言っても、まだ富士フイルムのフォトラマがありますのでこの世から完全に全て無くなるわけではありませんが。8×10のタイプはポラロイド社以外では製造を行っていませんので、大御所のカメラマンにとってはかなりの打撃となることは間違いありません。
うちでは、モノクロのポラはポラロイドの製品の方がハイライトの階調がフィルムに非常に近かったのでいつも愛用していたのですが、今後どうするかは未だに決まっていません。おそらく手持ちの在庫が無くなった時点ですべて終了と言った感じでしょうか。
私がアシスタントでこの世界に入った時、師匠にいつも「ポラは切るな」と言われました。それはポラロイドが高価なためでは無く、ポラロイドを切ることで撮影の緊張感が無くなってしまう事を戒めるための意でした。ポラロイドフィルムが発明された当時のカメラマン事情は私には分かりませんが、おそらくデジタルカメラが出現したとき以上の驚きがあったことだと思います。ポラロイドフィルムに世話になって育った私にとって、ポラロイドの出現以前にスタジオで撮影を行っていたカメラマンは本当の意味での職人であり、今の私に追い越せる自信はありません。
ポラロイド社の今回の発表でアナログのフィルムの需要が減り、いずれF社もインスタントフィルムの製造を中止することになると、スタジオで銀塩フィルムで撮影するカメラマンはほとんどいなくなり、きっと4×5や8×10と言ったシートフィルムの製造も中止されることになってしまうでしょう。もちろんそれまでラボがあるかどうかも心配です。
そうなる前に、「最後の晩餐」では無く「最後の銀塩」で何をどう撮るか考える必要がありそうです。
さて悲しんでばかりはいられませんので、新作です。
撮影したのは昨年で、徹夜での撮影だったので正直言ってどう撮影したのかあまりよく覚えていません。おそらく背景はピンクのフィルターを掛けた透過光を奥から2灯使用し、商品の真下からグリッドを装着したライトを1灯、商品には左右に2灯ずつ4灯と、トップライトを1灯の合計8灯を使用して撮影したはずです。

2/24
久しぶりのの更新になりました。年明けからすさまじい撮影の量でしたがようやく一段落です。それでも日曜日の今日は貯まった伝票やデータの整理で朝からスタジオでマックに向かっています。
今日の新作は先日撮影したウエディングドレスです。以前にも紹介しましたがドレスのデザイナーは平かをり先生です。今回はシルクの質感重視と言う注文で、ライティングをどうするかかなり迷いました。通常であれば傘トレかボックスライトなどで柔らかい光で撮影を行うのですが、柔らかい光ではモデルの肌は綺麗に写ってもドレスは光沢感を失ってしまいます。
色々考えて結局かなりハードなライトをメインに使用し、フロントの補助光もハードなライトを使用することでドレスの質感と肌の透明感を失わないようにしました。
モデル撮影でも商品の質感やデザインを忠実に再現することが求められなかなか大変です。
下の写真の光りは鏡に映った不要物を見せないようにするため後処理で書きました。



1/12
あけましておめでとうございます。(遅くなってすいません)
2008年が始まって12日が過ぎましたが、私は年末から抱えている仕事に追われなかなか新しい年を迎えた気分になりません。今週は日曜からびっしりと撮影が埋まってしまい、今年もこの調子で一年が過ぎていくのかと思うと少々憂鬱になってしまいますが、まー仕事がないよりは遙かに恵まれていると思い頑張っていきます。
今年は昨年末に新しい設備を導入し、今までより高品質な撮影ができるようになったので、これまで以上に格好良い写真がお見せできると思いますので楽しみにしていてください。
それでは今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2007年 2006年



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